Smoke

INDEX

インタビュー01:池松壮亮

インタビュー01:池松壮亮

こんなはずじゃなかったことを、ずっと続けている

俳優は「つまらない」?/あえて、損をする/誰と共鳴して生きていくか

【池松壮亮 SOSUKE Ikematsu】

1990年福岡県生まれ。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。2003『ラストサムライ』でスクリーンデビュー後、40本を超える映画に出演しつつ、テレビドラマ、舞台、ナレーションなど幅広い作品に参加する。おもな出演作に映画『鉄人28号』『半分の月がのぼる空』『大人ドロップ』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『紙の月』『セトウツミ』『続・深夜食堂』、テレビドラマ『15歳の志願兵』『MOZU』『シリーズ・横溝正史短編集 金田一耕助登場!』『宮本から君へ』など。14年の『愛の渦』ほかで第24回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞、17年の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』ほかでTAMA映画祭最優秀男優賞など受賞多数。18年は『万引き家族』『君が君で君だ』『散り椿』『斬、』の4本が公開。19年は『WE ARE LITTLE ZOMBIES』が公開待機中。

インタビュー02:比嘉世津子

インタビュー02:比嘉世津子

お互いの好奇心を掛け合わせれば

世の常識を覆す映画を/「ラテン系」は明るくない/貧乏で何が悪いの?/映画は特別なものになる

【比嘉世津子 SETSUKO Higa】

関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。株式会社神戸製鋼所、メキシコ日産自動車会社通訳、JICAコーディネーターなどを経て、99年に「Action-inc.」を設立。英語、スペイン語の通訳、翻訳業務のほか、ラテンアメリカ諸国の独立系映画の買付と国内配給、日本との合作映画の企画などを行う。おもな配給作に『永遠のハバナ』(05年日本公開)、『スリーピング・ボイス〜沈黙の叫び〜』(15年日本公開)、『映画よ、さようなら』(17年日本公開)など。01年の三池崇史監督作『天国から来た男たち』では通訳兼アソシエイト・プロデューサー、16年の『エルネスト もうひとりのゲバラ』では、キューバロケにおいて阪本順治監督の通訳、台本翻訳を担った。

インタビュー03:石井裕也

インタビュー03:石井裕也

やるべきことが、期せずしてわかりやすくなった

誰が見るか、どう楽しませるか/「俺、間違ってない」と確認したかった/現場人であり続けるということ/人を感動させるパワーは、ごく単純なものに宿る

【石井裕也 YUYA Ishii】

1983年、埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業。05年、大学の卒業制作である初の長編作品『剥き出しにっぽん』でぴあフィルムフェスティバルアワードグランプリを受賞。09年の『川の底からこんにちは』はベルリン国際映画祭正式出品作に選出されるなど国内外で高い評価を受け、13年公開の『舟を編む』はアカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出されるほか、日本アカデミー賞最優秀作品賞並びに最優秀監督賞、芸術選奨新人賞など多くの栄冠に輝いた。17年、詩人・最果タヒの詩集を原作とする『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で、キネマ旬報ベストテン 日本映画ベスト・テン第1位を獲得。ほかに『ぼくたちの家族』『バンクーバーの朝日』、テレビドラマ『おかしの家』『乱反射』、舞台『宇宙船ドリーム』などの作品がある。

WHAT'S Smoke?

Smokeは、映画からそのほかのジャンルまで、愛すべき人たちにクローズアップする、不定期発行のタブロイド紙です。

Vol.1(2019年1月1日発行号/14ページ)はTAKE FREEです。

配布場所は随時お知らせしていきます。お取引、お問い合わせについては、HMまでご連絡をお願い致します。

メール:kurauchi@man-hito.co.jp
電話:0467-39-5061

INFORMATION

2019.01.01 『Smoke』ウェブ版をオープンしました。

2018.12.18 『Smoke』リリースサイトをオープンしました。

ABOUT

原田 満生 / 監修

1965年生まれ。美術監督として阪本順治監督などの作品に多数参加したのち、セットデザイナーを経て、98年『愚か者/傷だらけの天使』(阪本順治監督)で美術監督をつとめる。『顔』(00年/阪本順治監督)、『ざわざわ下北沢』(00年/市川準監督)では、第55回毎日映画コンクール美術賞、第20回藤本賞特別賞を受賞。さらに、05年『亡国のイージス』(阪本順治監督)で第29回日本アカデミー賞優秀美術賞、07年『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(松岡錠司監督)で第31回日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。『テルマエ・ロマエ』(12年/武内英樹監督)、『北のカナリアたち』(12年/阪本順治監督)の2作品で第36回日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞。さらに、『舟を編む』(13年/石井裕也監督)、『許されざる者』(13年/李相日監督)の2作品で第37回日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞。同じく『舟を編む』では第68回毎日映画コンクール美術賞を受賞。その他、『TOKYO! (SHAKING TOKYO)』(08年/ポン・ジュノ監督)、『テルマエ・ロマエⅡ』(14年/武内英樹監督)、『バンクーバーの朝日』(14年/石井裕也監督)、『深夜食堂』(15年/松岡錠司監督)、『散り椿』(18年/木村大作監督)、『日日是好日』(18年/大森立嗣監督)など、多数の映画美術監督を務める。

Sai / 撮影

グラフィックデザイナーを経て、フォトグラファーへ。映画、雑誌、広告、CD、アーティストポートレイト、俳優、女優の写真集を撮影。映画では『外事警察 その男に騙されるな』(12年/堀切園健太郎監督)、『寄生獣』(15年/山崎貴監督)、『あさひなぐ』(17年/英勉監督)、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』(17年/滝田洋二郎監督)、『人魚の眠る家』(18年/堤幸彦監督)。ドラマでは『しあわせの記憶』(17年)、『恋のツキ』(18年)、『僕たちは奇跡でできている』(18年)等のメインビジュアル担当。写真集、フォトブックでは『実録山田』(山田孝之著・ワニブックス)、『童詩』(中村倫也著・ワニブックス)、『花の周りを飛ぶ虫はいつも』(田中圭著・ワニブックス)、『月刊MEN 田中圭』(株式会社NEO)など、多数担当。その他、写真展を定期開催。恵比寿映像祭 地域連携プログラム『夢に見る空家の庭の秘密』展(恵比寿 ALギャラリー)ではアイスランドの風景と映像で参加。

大谷 道子 / 文章

1969年生まれ。おもに雑誌でインタビュー、ルポルタージュ等を執筆。関わった本に『一生、女の子』(田辺聖子著・講談社)、『食べ方帖』(長尾智子著・文化出版局)、『小泉放談』(小泉今日子著・宝島文庫)などがある。

渡部 忠 / 編集・デザイン

1975年生まれ。企画・デザイン。最近では『LONG TRACK FOODS』(ウェブサイト)、『白崎茶会』(ロゴ・ウェブサイト)、『sunshine+cloud』(カタログ、ウェブサイト)などを担当。個人事務所『STUDIO FELLOW』運営。

OFFICE & SERVICE